ヒメボタル救出作戦(幼虫移植)の報告

さる11月19日から20日にかけて、ヒメボタル救出作戦(幼虫移植)を行いました。

19日は朝から雨がひどく、19日の行事は大事を取って中止し、スタッフ4名のみで数100個のトラップを仕掛けました。

ヒメ幼虫トラップ

次の日は朝から快晴で、小学生やマスコミ(熊本日々新聞社)の参加もあり、 数100個のトラップを1時間程度で回収する事ができました。

そのあと、崇城大学に戻り、トラップを開けると、ヒメボタルの幼虫10頭、ムネクリイロボタルの幼虫5頭が確認されました。 

ヒメボタルの幼虫
ヒメボタルの幼虫(二齢)

移植をご指導いただいた藤森憲臣先生(豊橋技術科学大学研究員、森山研究室OB)によれば、 数100個のトラップで1匹も捕獲出来ない事もあるそうですので、大成功と言えそうです。

このあと、学内の竹林に新たに設けたビオトープに捕獲した幼虫達を小学生や大学生が放虫しました。 

ヒメボタルの放虫  
ヒメボタルの放虫

雨で参加出来なかった人も多いので、もう1度12月17日から18日にかけて行います。お楽しみに!